NikeとApple Computerは米国時間7月13日、ロサンゼルスにあるNike専門店「Niketown」で「Nike+iPod Sport Kit」の販売を開始した。29ドルの同キットには、スニーカー「Nike+ Air Zoom Moire」に内蔵される無線センサーと「iPod nano」に取り付ける白い小型レシーバーが含まれている。NikeとiPodを接続することで、iPodは走行距離、時間、速度、消費カロリーなどの情報を記録する。希望のトレーニングプログラムを作成し、トレーニング後にiPod nanoとコンピュータを同期することで、キットに保存されたデータをグラフなどで表示することができる。またジョギング中にヘッドフォンを通して自分の進捗状態を音声で聞くこともできる。
また、Nikeplusを利用すれば、バーチャルなレースに参加でき、米国内の他の利用者と自分の進捗状態を図で比較できる。また「iTunes」では、有名スポーツ選手が練習時に聞くプレイリストの他、ポッドキャストも提供している。Nike+iPod Sport Kitの宣伝のため、「Nike+ Trial Runs」が今後数週間かけて全米各地で開催される予定だ。Nikeはスニーカーの他に、iPodを収納可能なアームバンドや衣類などを販売している。NikeとAppleの提携は2006年5月、サイクリストLance Armstrong氏を招いたニューヨークでのイベントで初めて発表された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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