アッカ・ネットワークスは7月13日、総務省からIEEE802.16e(モバイルWiMAX)の実験用無線局免許を取得したと発表した。無線ブロードバンドサービスの商用化に向け、4月から申請していたもの。今後、各種の屋外実験を開始する。
同社は4月にモバイルWiMAX事業の専門部署を開設し、同月中は実験無線局の免許を申請。5月には、フュージョンの協力を得て、モバイルWiMAX上でVoIPアプリケーションの実証実験を行うと発表している。
アッカは今回の無線局免許を受け、周辺電界強度特性や伝播スループット測定など基本特性の実験に入り、9月からはアプリケーションの実験を始める。同社ではこれらの屋外実験を通じ、総務省が割り当てを検討する2.5GHz周波数帯について、モバイルWiMAXでの取得を目指すという。
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