Amazon.comが、子供用玩具や乳幼児用品を専門とした売場スペースの新設を発表した。Toys "R" Usとの提携を解消してから4カ月が経過する。
ワシントン州シアトルに本社を置く同社は米国時間7月6日、書籍、DVD、エレクトロニクス、衣服、家庭用品など既存の商品ラインを補う部門を2つ新設したと発表した。同社ウェブサイトに設けられた「Toys & Games」の中にある「Toy Store」では動物のぬいぐるみからラジコンまで、さまざまな子供向け玩具用品を販売する。ギフト登録にも対応した「Baby Store」では乳幼児用の衣類、おもちゃ、そして2歳未満の乳幼児用補助器具が販売される。また、パートナー契約を結んでいるTargetやDiscovery Channel Storeなどの商品も購入することができる。
AmazonはToy StoreとBaby Storeの双方で、有名ブランド商品から希少商品まで幅広く取り揃えることを目指している。また、新設のToy StoresとBaby Storesで購入した商品は、「Free Super Saver Shipping」や「Amazon Prime」プログラムなどAmazonが実施しているプロモーションサービスの対象となる。Free Super Saver Shippingとは、配達に通常より時間を要するのと引き換えに送料が割安になるサービス。Amazon Primeとは、すべての商品を2日で配送する年会費制の有料サービス。
Amazonは他にも、事業拡大を進めており、2006年6月には、食料雑貨の販売に乗り出す予定だということを明らかにした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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