Pitoniak氏は「電子メディアというのは、多くの側面を持ち、手ごわい。言葉やその意味を素早く変化させては、それを普及させていく。インターネットは、われわれの生活や仕事のなかで驚くほど便利な情報源となっている。しかし、報道サイトも含め、インターネットの情報をみていると判断に迷うときがある。例えば(気になる言葉や用例が出てきても)それが意図的に手を加えられた結果なのか、正しい用法を知らなくて単に間違った結果なのかが分からないときがある」と述べている。
6月15日に改訂されたOxford English Dictionary(OED)も「Google」を動詞として追加したが、先頭文字は大文字にしている。OEDはまた、まだ辞書に掲載する段階にないとMerriam-Websterが判断した技術用語も多数掲載しており、このなかには一般的に利用されるようになっている言葉も奇抜な言葉も含まれる。
Merriam-Websterに掲載された新しい見出し語は既にネットで公開されている。また今秋発売予定の2006年版「Merriam-Webste's Collegiate Dictionary, Eleventh Edition」にも掲載される。
Noah Websterによる「A Compendious Dictionary of the English Language」の出版200周年を記念し、Merriam-Websterのウェブサイトには、A Compendious Dictionary of the English Languageで初めて辞書に取り上げられた語が公開されている。これらの用語は当時の米国では普及していたものの、どの英語辞典にも掲載されていなかった。掲載された科学数学用語には、aeriform(気体の)、caloric(熱に関する)、decahedron(十面体)、electrician(電気技師)、galvanism(ガルヴァーニ電気)、ignescent(火花を発する)、そしてvaporize(気化する)などが含まれている。なおtechnology(技術)という言葉が初めて使われたとされるのは、これより後の1859年のことだった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス