インターネットの共通ポイントサービスを手がけるネットマイルと、フランチャイジー事業を手がけるフジタコーポレーション(フジタ)は6月30日、ポイント交換に関して提携すると発表した。7月1日より、ネットマイルが提供する共通ポイント「NetMile」と、フジタが運営するリサイクルショップの会員ポイントの交換を開始する。
NetMileは、提携企業の電子商取引(EC)サイトなどを通じて、ユーザーにポイントを提供し、一定のポイント数に達すると、現金や航空会社のマイレージ、旅行券、商品券などに交換する。現在813サイトが導入している。
今回は、フジタが北海道を中心に展開する、漫画/音楽CD/ゲームソフトの買取販売店チェーン「BOOK・NET・ONE」と連携。BOOK・NET・ONEのカード会員向けポイントサービス「BOOK・NET・ONE Member's」から、NetMileへのポイント交換を可能にする。交換比率はBOOK・NET・ONE Member's 1ポイントに対し、NetMile 1ポイント。
「こうした大型の実店舗チェーンとの本格提携は初の試み」(ネットマイル)という。システム開発を手がけるビジコムのパソコンPOSシステム「BCPOS」を用いて、実店舗とインターネット上のシステムを連携する。
ネットマイルでは、今回の提携をきっかけに、実店舗との提携を強化していくという。またフジタは、同社がフランチャイズ契約により運営する「ミスタードーナツ」「モスバーガー」「TSUTAYA」など112店舗にBOOK・NET・ONE Member'sを拡大し、NetMileへのポイント交換を促す。
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