総務省は6月27日、2010年度へ向けたブロードバンドの整備のあり方を示す「次世代ブロードバンド戦略2010(案)」に対する意見を募集すると発表した。
次世代ブロードバンド戦略2010(案)は、2004年12月に総務省が公表した「u-Japan政策」および2006年1月にIT戦略本部で決定された「IT新改革戦略」等で示された2010年度を目標年度とするブロードバンドの全国整備の方針を受け、2010年度へ向けたブロードバンド・ゼロ地域の解消等の整備目標、ロードマップの作成等の整備の基本的な考え方、官民の役割分担、関係者による推進体制のあり方を明らかにするために作成された。
今回の意見公募は、この戦略案に対する意見を広く一般から募るもので、6月27日から7月27日まで受け付ける。今後は、寄せられた意見を踏まえ、速やかに戦略を確定するとしている。
なお、戦略案(別紙2)および概要(別紙1、別添)は、準備が整い次第、総務省ホームページの「報道資料」欄および電子政府の総合窓口の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、連絡先(総合通信基盤局電気通信事業部高度通信網振興課)窓口で閲覧できるようにするとしている。
募集の詳細については、意見公募要領(別紙3)を参照のこと。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」