アッカ・ネットワークスは6月14日、NTTコミュニケーションズとユーシーカード(UCカード)が6月下旬から9月30日にかけて実施する、クレジットカード決済処理のブロードバンド化およびそれにともなう業務の効率化などを目的とした共同テストマーケティング実験に協力すると発表した。
今回の実験は、ADSLを利用したブロードバンドIP通信によってカード決済処理の高速化を実現し、業務上の効率を高めるためのもので、カード決済処理において、平常時にはクレジットカード決済情報処理センターとクローズドIP網をつないでIP接続通信をして、IP通信不能時にはアナログ電話網へ迂回してダイヤルアップ自動接続をする仕組みをUCカードの複数加盟店に対して提供し、検証を実施する。
同じ仕組みを用いることにより、カード決済処理だけでなく、IP電話やパソコンなどによるインターネット(電子メール、ウェブ閲覧)の利用も可能となる。
アッカは本実験において、ブロードバンドIP通信のアクセス回線となるADSLサービスの提供と、IP通信が万一不通になった場合にダイヤルアップ接続へ自動切り替えする、アッカ独自開発の「ルートスイッチャ」を提供する。
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