総務省、ベンチャーのインターンシップの現状を紹介するシンポジウムを開催

永井美智子(編集部)2006年06月09日 17時47分

 総務省は6月24日、IT業界のベンチャーにおけるインターンシップの現状について紹介するシンポジウム「ICTベンチャー企業のインターンシップ最前線」を開催する。実際にインターンを体験した学生が体験談を語るほか、事例を交えて現状や課題を明らかにする。

 インターンシップは学生が実際にビジネスの現場を体験する機会として大企業を中心に広まっているが、ベンチャーでは周知活動や受け入れノウハウの不足などにより、導入が進んでいない。

 そこで、総務省は学生に対してインターンシップの現状と課題について紹介するとともに、インターンシップに興味のあるベンチャーに事例の紹介やノウハウの提供が必要だと判断した。

 シンポジウムではインターンシップを推進する有識者のほか、実際にインターンシップを実施しているベンチャーや、インターンシップを経験した学生がパネリストとして登場する。講演者にはザインエレクトロニクス代表取締役社長の飯塚哲哉氏をはじめ、ドリコム代表取締役社長兼CEOの内藤裕紀氏や、ジョブウェブ代表取締役社長の佐藤孝治氏などがいる。

 参加費は無料。申し込みは総務省のサイトで受け付けている。

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