シマンテックは、「パソコン利用時におけるストレスに関するユーザー実態調査」の調査結果を発表した。この調査は、インターネット利用歴3年以上のインターネットユーザー年代別男女1100名を対象に、4月初旬に実施したもの。
調査結果によると、パソコンのパフォーマンスに関するストレス要因は「動作が遅い」が58.2%と最も多く、対策については「特に何もしていない」が全体の40.4%を占め、その理由は「やり方がわからない」が40.3%を占めた。保存データに関するストレス要因では、「重要なデータの損失」(28.8%)と「不要なデータの蓄積」(23.9%)の回答が多かった。しかし、対策は「何もしていない」という回答が3割近かった。
なくしたら困るデータについては、「住所録などの連絡表」(60.2%)、「デジカメなどの写真画像」(50.1%)との回答が多かった。しかし、バックアップを実施している割合はそれぞれ57.6%、59.9%であった。また、回答者の半数近くがデータのバックアップをしておらず、その理由は「面倒だから」という回答が45.8%と最も多く、「やり方がわからない」と答えたのが31.9%だった。
なお、過去1年間に大切なデータを損失した経験があるユーザーは全体の26.5%で、パソコンの利用歴が長いほど損失経験も多いという傾向が出た。
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