今回試用したtype Aは、ソニーの直販サイト「SonyStyle」および「VAIO・OWNER・MADE取扱店」で購入できる「AR90S」で、Blu-rayディスクと地上デジタルテレビチューナーを搭載したモデル。液晶の解像度はWUXGA(1920×1200ピクセル)で、ハイビジョン映像をフルHD解像度で表示しても余裕がある。ちなみに、この液晶は表面にコーティングが施された光沢タイプで、コントラストや輝度も高いため、非常に見栄えのする動画再生が可能になっている。実際に地上デジタル放送を表示させてみたが、緻密で記憶色に近く、残像の少ない滑らかな映像が楽しめた。
解像度の高さは、通常のデスクトップ作業の際も有利だ。とくに、Excelなどの表計算ソフトを使う場合は、一度に広範囲のデータを見渡せるため効率が大幅にアップする。
HDDは2基搭載されており、デフォルトで「RAID 0」にセッティングされている。データをふたつのディスクに分散して記録するため転送スピードが高速で、ハイビジョン・ハンディカムで撮影した映像を編集する際なども、ストレスなく行えるのが魅力的だ。
CPUはインテルのCore Duoプロセッサーを搭載。グラフィックアクセラレーターは、高速なNVIDIA GeForce Go 7600 GTで、ビデオメモリは256MBも搭載している。そのため、一般的なビジネスアプリケーションはもちろんのこと、3Dグラフィックスを多用した最新のゲームタイトルをプレイする場合でも力不足を感じることはないはずだ。
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