最新鋭AVパソコン--ソニー、VAIO type Aの地上デジタル&Blu-rayドライブの実力を試す - (page 2)

ソニー
VGN-AR50B
内容:テレビ放送のデジタル、多チャンネル化が進む中、時代に則したAVパソコンの条件は、高精細な液晶モニター、大容量のHDDと多様化している。加えて重要になってくるのが入り口部分であるチューナーとコンテンツを保存するためのドライブだ。VAIO type Aは、地上デジタルチューナーとBlu-rayディスクドライブを搭載した、完全次世代仕様のAVパソコンだ。ハイビジョン受信&ディスク録画をVAIO単体で実現した、現行最強AVパソコンに迫る。

フルハイビジョン表示を上回る高精細液晶

 今回試用したtype Aは、ソニーの直販サイト「SonyStyle」および「VAIO・OWNER・MADE取扱店」で購入できる「AR90S」で、Blu-rayディスクと地上デジタルテレビチューナーを搭載したモデル。液晶の解像度はWUXGA(1920×1200ピクセル)で、ハイビジョン映像をフルHD解像度で表示しても余裕がある。ちなみに、この液晶は表面にコーティングが施された光沢タイプで、コントラストや輝度も高いため、非常に見栄えのする動画再生が可能になっている。実際に地上デジタル放送を表示させてみたが、緻密で記憶色に近く、残像の少ない滑らかな映像が楽しめた。

 解像度の高さは、通常のデスクトップ作業の際も有利だ。とくに、Excelなどの表計算ソフトを使う場合は、一度に広範囲のデータを見渡せるため効率が大幅にアップする。

 HDDは2基搭載されており、デフォルトで「RAID 0」にセッティングされている。データをふたつのディスクに分散して記録するため転送スピードが高速で、ハイビジョン・ハンディカムで撮影した映像を編集する際なども、ストレスなく行えるのが魅力的だ。

 CPUはインテルのCore Duoプロセッサーを搭載。グラフィックアクセラレーターは、高速なNVIDIA GeForce Go 7600 GTで、ビデオメモリは256MBも搭載している。そのため、一般的なビジネスアプリケーションはもちろんのこと、3Dグラフィックスを多用した最新のゲームタイトルをプレイする場合でも力不足を感じることはないはずだ。

  • 液晶はWUXGA(1920×1200ピクセル)で、ハイビジョン映像をフルHD解像度で表示できるのが特徴

    (予備)

  • ノート型VAIOとしては初の地デジチューナーを内蔵。アンテナをつなぐだけでハイビジョン番組が楽しめる

  • ボリュームや、チャンネル、録画、再生といった、AV関連のコントロールボタンは本体上部に搭載されている

  • 使用頻度の高いボリュームボタンは本体左端にも配置されている。左右どちらの手でも操作できる。

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