Symantecは米国時間5月31日、会計方針の変更にともない、2007年3月締めの今会計年度の収支予測を下方修正した。同社は今会計年度に、GAAP(一般会計原則)ベースで51億〜53億ドルの売上高と、41〜52セントの1株当たり利益を計上する予定だとしている。Symantecは5月初め、通年の売上高が52億〜54億ドル、1株当たり利益が46〜57セントになるとの予測を示していた。
幹部らがカリフォルニア州サンマテオで行われた金融アナリストとの会見で述べたところによると、業績予測の下方修正は、Veritas Softwareストレージ事業部門の一部売上の計上方法に起因するものだという。この変更により、通年の売上高が1億ドル減少し、これがその後の収入に繰り延べられるとSymantecは語っている。繰延収入の額は、Symantecが5月9日に行った2006会計年度の決算発表で発表された額の半分に相当する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス