「両社にとってプラス」--ヤフーCEO、イーベイとの提携を語る

文:Margaret Kane(CNET News.com) 翻訳校正:尾本香里(編集部)2006年05月26日 17時25分

 カリフォルニア州サンタクララ発--両社がそれを認めるかどうかは別の話だが、YahooとeBayがGoogle攻撃に乗り出そうとしているというのが、今回の両社の提携に対する大筋の見方だ。

 米国時間5月25日朝、YahooとeBayが提携を発表した。これによりYahooはより多くの広告収入を得られるようになる。YahooのシェアがGoogleより低いことについて、同日に開催された年次株主総会で同社株主から怒りの声が上がっていた。

 Yahooの最高経営責任者(CEO)のTerry Semel氏によると、広告の分野でより緊密に協力したいと、eBayがYahooにアプローチしてきたと言う。その結果結ばれた今回の複数年契約は主に広告、Eコマース、検索の分野に関するもので、両社にとってプラスになると、Semel氏は株主総会後にCNET News.comに語った。

 「今回の提携は、両社の優れた資産を互いに共有する素晴らしい機会を提供するものだ」とSemel氏は言う。「要は、広告主だけではなくユーザーのためのより大きな価値とより良いエクスペリエンスを生み出すものだ」(Semel氏)

 Yahoo幹部も株主も株主総会の席ではこの提携について言及しなかった。だが、複数の株主はYahooが十分な戦いをしていないという不満を訴えた。

 「Googleの2人のスタンフォード大学の落ちこぼれに負けているように見える」と、Edward Abramczyk氏はYahoo経営陣を追及した。

 別の株主は「Googleの事業が急成長した。Googleなどの増収でわれわれは数十億ドルを失った」と発言した。

 Semel氏は株主に対し、検索広告は一番の収入獲得方法ではあるが、Yahooは電子メールやIM、ニュース、音楽といった、ユーザーがより多くの時間を費やすサービスの提供においては他社を先んじていることを再度説明した。

 同氏は「インターネットはまだ発展初期段階にあると考えている」と説明した。「われわれは、インターネット上で最も利用の多いさまざまな分野でリーダーシップをとっている」と同氏は言う。

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