ネットジャパン(蒋冠成社長)は、パーソナル向けPCソフトに特化した新ブ ランド「PowerX(パワーエックス)」を立ち上げ、コンシューマ向け事業の拡 大を図ると発表した。5月31日から同ブランドで新ソフトを順次発売し、初年 度7億円の売り上げを狙う。
蒋社長は、「当社はストレージ管理製品を核に事業を展開し、今年で設立10周年を迎える。新ブランドを立ち上げることで、さらに市場を拡大していきた い」と述べた。新ブランドでは、「Creation(創造)」、「Enhancement(快 適)」、「Safety(安心)」をコンセプトに掲げ、この3つのカテゴリに基づ いて製品を投入していく方針だ。山崎純二副社長は、「法人向け事業が成長し ているため、パーソナル向け製品が目立たないと指摘する販売パートナーもい たのではないか。しかし、新ブランドによりコンシューマ向け事業を一段と伸 ばしていくことをアピールできる」と自信をみせた。
「Creation」分野では、デスクトップ上の静止画や動画、音声をキャプチャ するソフト「PowerX CaptureWizPro 3.6」を5月31日に発売。スクリーンセーバーなど通常ではキャプチャが難しいオブジェクトも含め、画面上のあらゆる ものをキャプチャして保存や印刷、電子メールへの添付などが行える。
「Enhancement」分野では、HDD総合管理ユーティリティソフト「PowerX Hard Disk Manager 7.0」を6月28日に、Windows最適化ソフト「PowerX BoostWin 2.0」を7月に発売する予定。「Safety」製品では、ファイルのバックアップや 同期が可能な「PowerX Backup Platium2.0」を5月31日に市場投入する。
価格は、「PowerX」ブランド第1弾となる「PowerX CaptureWizPro 3.6」が パッケージ版が7560円、ダウンロード版が5250円、「PowerX Backup Platium 2.0」はパッケージ版が6090円、ダウンロード版が4410円。ダウンロード販売 は5月11日からすでに開始している。6月発売予定の「PowerX Hard Disk Manager 7.0」は、パッケージ版が1万1760円、ダウンロード版が7980円。
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