日本のマンガやアニメを海外でライセンス展開する米国のVIZ MediaとTime Warnerグループのアニメ専門テレビ局であるCartoonNetworkは4月26日、共同で合弁事業を発足させ、両社が版権管理するアニメ作品のブロードバンド配信事業を立ち上げると発表した。7月17日から配信を開始する予定。
今回の合弁事業では、CartoonNetworkとVIZ Mediaは事業経営だけでなく、作品購入から番組編成までを共同で展開する。具体的には、CartoonNetworkが毎週土曜日午後7時から午後11時まで複数のアクション系アニメ作品を放送している「Toonami」のブロードバンド版として「Toonami Jetstream」というサイトを立ち上げ、その中で随時6作品以上をストリーミングビデオオンデマンド形式で配信する。バナー広告、ビデオ広告などの広告費を収入源とするため、視聴料金は無料。
配信する作品は「NARUTO」「ヒカルの碁」「メルヘヴン」「テニスの王子様」「サムライジャック」などを予定しており、さらに「ロックマンエグゼシリーズ」「ゾイドジェネシス」「IGPX」なども随時追加する予定だという。
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