USEN、弥生やメディアと商品相互販売へ--ライブドアとの協業第2弾

　USENとその子会社であるメディア、ライブドアの子会社である弥生の3社は4月26日、各社が持つ法人向け商品を5月中旬より相互販売すると発表した。これはUSENとライブドアの提携を受けたもので、4月13日に発表されたメディアとターボリナックスの法人向けVoIPソリューションの開発、相互販売での協業に続く第2弾となる。

　USENは、弥生の業務ソフト利用顧客に有線放送サービス「USEN440」やCSデジタル放送「SOUND PLANET」、法人向けインターネット接続サービス「BROAD-GATE 02」を、メディアは弥生の業務ソフト利用顧客に法人向けIP電話「MEDiA IP PHONE」を販売していく。弥生は、USENの有線放送利用顧客、CSデジタル放送利用顧客、インターネット接続サービス・IP電話利用顧客ならびにメディアのIP電話利用顧客に業務ソフト「弥生」シリーズを販売していく。

　この相互販売により、各社は新たな顧客市場を開拓でき、自社の顧客に対しても付加価値のあるサービス提供が可能となる。さらに3社は、相互の人材交流や各社の顧客特性に合わせたコラボレーション商品やサービスの企画開発を検討し、中小規模事業所向けのサービスを拡充、順次提供を開始していく予定。今後は、この取り組みをUSENグループおよびライブドアグループ全体に拡げ、さらなる相乗効果を追求するとしている。