2005年の米国におけるオンライン広告市場は30%増加し、過去最高となる125億ドルに達したという。広告業界団体のInteractive Advertising Bureau(IAB)と独立監査法人PricewaterhouseCoopersが米国時間4月20日、共同で行った調査を発表した。
オンライン広告市場を牽引しているのはキーワード検索で、市場全体の41%を占め、売上高は51億ドルとなった。その次がディスプレイ広告で、売上高は34%に相当する43億ドル、そして、クラシファイド広告の21億ドル(シェア17%)と続いている。
ディスプレイ広告には、ディスプレイ、スポンサー、スペース料金、リッチメディア広告などが含まれる。
オンライン広告市場の約半分(46%)の広告料金は、ディスプレイとバナー広告が採用するインプレッション数1000回当たりの料金単位であるCPM(Cost per Mill)をベースとした契約だ。続いて41%は、ペイパークリックのCPC(Cost per Click)や金銭取引が生じた場合に支払いが発生するコストパートランザクション(Cost per Transaction)などのパフォーマンスベースの契約となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」