キヤノンは4月20日、光学手ブレ補正や光学12倍ズームを搭載したデジタルカメラ「PowerShot S3 IS」を、4月27日より発売すると発表した。
PowerShot S3 ISは、2005年6月に発売されたPowerShot S2 ISの後継機種にあたる。光学12倍ズームレンズ、超音波モーター(USM)を採用しており、高速で静音なズーム駆動を実現。高性能映像エンジン「DIGIC II」に加え、レンズシフト式手ブレ補正機構を採用して補正精度を向上させている。さらに、ISO 800相当まで自動的に感度アップを行う「高感度オート」を新採用し、被写体ブレにも対応する。また、600万画素への高画素化、見やすい2.0型バリアングル液晶モニターの採用なども特徴だ。
機能面では、記録画素数に16:9で画像の撮影、再生が可能な「ワイド」を追加。撮影モードには「スポーツ」が追加され22通りのシチュエーションに対応するほか、撮影した画像の色変換や強調が可能な「レタッチマイカラー」も搭載されている。動画撮影機能については、VGA(640×480画素)・30フレーム/秒、QVGA(320×240画素)・60フレーム/秒など5通りから選択が可能。動画撮影中でも静止画が撮影できる「フォト・イン・ムービー」機能、モードを選ばず素早く動画撮影を開始できるムービーボタンなども搭載する。
なお、価格についてはオープン価格となっている。
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