新シリーズ「CinemaStar」
日立グローバルストレージテクノロジーズは今週、ハードディスクレコーダー向けの新しいハードディスク製品を投入する。この「CinemaStar」という製品は、PC用のハードディスクよりも静音性が優れていると、同社は説明している。
CinemaStarシリーズの製品は、基本的に同社のPC向け製品「DeskStar」と同じものだが、DeskStarに比べてデータを捜す際の速度が遅いため、プラッタの回転が低速になり、騒音も低減されるという。それでも、映画の場合は他のデータに比べて次の場面を見つけやすいため、ユーザーの目にはパフォーマンスの低下(もしくは、ビデオ映像のちらつき)はわからないようになっている。
「この製品では、長い線上にならんだデータブロックを読み取っていくので、速度を落とすことができる。ディスクの動作を変えるために、われわれは新たなアルゴリズムを開発した」(Healy氏)
CinemaStar製品は3.5インチ径のプラッタを採用し、データ容量は80Gバイト〜500Gバイトとなっている。これらの製品は家電メーカーやPCメーカーに販売される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス