AT&Tは、帯域幅を必要とするアプリケーションからの要求を満たすよう、ネットワークの改善を常に迫られているとWhitacre氏は述べる。同氏によると、AT&Tは、電話回線ネットワークや、同社が60%出資しているCingular Wirelessの改善などの設備投資として2005年だけでも115億ドルを支出しているという。
AT&Tのネットワークを使うコンテンツプロバイダーに対し、サービスに応じた額を課金すれば、このような問題が解決される可能性があると、同氏は述べる。
しかし、一部の人々は、AT&TやVerizon Communicationsなどのネットワーク事業者が、ネットワークをコントロールする権利を乱用するかもしれないと懸念している。ネットワーク事業者がトラフィックを完全に妨げることはないかもしれないが、利用可能な帯域幅を制限し、競合企業や、サービス向上に必要な割増料金の支払いを拒む企業のサービスを低下させることが考えられる。
これらの人々は、電話会社やケーブル事業者がトラフィックを低下させたり、割増料金の支払によりインターネットコンテンツを優先的に取り扱ったりすることを違法とする法案を制定する動きを支援している。
FCC委員長Kevin Martin氏は基調講演で、ネットワーク事業者がトラフィックを妨げることによる問題については、FCCが既に定める指針で対応できると考えを述べた。
「FCCには、この問題に対応する権限があり、それは、過去に行使されている」とMartin氏は述べた。
また、Martin氏は、自社ネットワークを差別化して、ネットワーク上のトラフィックに優先順位付けする権利がネットワーク事業者にはあると述べた。
「ネットワーク事業者はネットワークに投資し、そのコストを回収する努力ができる。こうした環境にいることを、われわれは認識する必要がある」とMartin氏は述べた。
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