日本テレビ放送網と日本テレコムは、JR京浜東北線の列車内で、無線LANを利用した映像コンテンツ配信を開始した。日本テレビと日本テレコムが2月20日に明らかにしたもの。
日本テレビのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」で放送する朝、夕方のヘッドライン・ニュース約90秒分を、列車内に配信する。また今後は、1960〜70年代の京浜東北線沿線の様子について、日本テレビの映像資料を再編集した番組を提供する。
このほか、重要なニュース映像を号外として速報することも検討している。いずれもFMラジオで音声を放送するが、映像だけでも内容が伝えられるよう工夫する。
今回の映像コンテンツ配信は、日本テレコムとJR東日本が2005年7月より実施する「無線による車内情報サービス実証実験」の一環。同実験では列車外部および内部の通信にIEEE.11g、11a、11bに準拠した無線LANを利用。それぞれの電波伝播特性を組み合わせてネットワークを確立し、広告配信やダウンロードサービスを実施する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス