Intelは米国時間2月14日、ノートPCへのモバイル用SIMカードリーダーと第3世代の無線接続機能の搭載についてハードウェアメーカー各社を支援することを内容とした契約をGSM Association(GSMA)と締結した。
IntelとGSMAは、この取り組みに関するガイドラインをノートPCメーカー向けに公開し、3GやHSDPA、EDGEなどさまざまなネットワークを利用できるモデムを各社の製品に統合するよう働きかけていく。
GSMAの最高経営責任者(CEO)を務めるCraig Conwayは、「この契約は、PCが機動性を手に入れるという意味で重要であり、われわれは非常に前向きにとらえている」と述べた。さらに、この結果、通信事業者は新しい売上を期待できると付け加えた。
こうした動きは、ノートPCユーザーに対し、利用中の携帯アカウントを使ったローミングを促進するために考えられたものと思われる。
PCメーカー各社は、ノートPCに3G接続機能を内蔵することに関心を寄せている。Dellは先ごろ、Vodafoneと提携しHSDPAモデムをオプションとして提供することを発表した。一方、Lenovoでもスーパー3G接続機能を自社製品に採用する意図があることを明らかにしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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