NTTドコモ、ルネサステクノロジ、富士通、三菱電機、シャープは2月13日、FOMAを始めとするW-CDMAの普及促進と、対応端末のコスト低減を目的とした携帯電話プラットフォームを、2007年度第2四半期までに共同開発すると発表した。
今回共同開発する携帯電話プラットフォームは、HSDPA、W-CDMAとGSM、GPRS、EDGEに対応したデュアルモード端末向けLSIと、OSやミドルウェア、ドライバなどの基本ソフトウェア群を一体化したもの。LSIは、ドコモとルネサスが2004年7月よりW-CDMAとGSM、GPRSのデュアルモード端末向けに共同開発を始めているベースバンドLSIとアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」のワンチップLSIを、HSDPAおよびEDGE対応に機能拡張したものになる。
富士通や三菱電機、シャープなどの携帯電話メーカーは、このプラットフォームを自社端末に実装することで共通機能の独自開発が不要となるため、開発期間やコストが低減でき、端末の差別化および優位化に注力できるとしている。
また、このプラットフォームは、FOMAのみならず、ルネサスから全世界のW-CDMA市場に提供される予定だ。
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