NTTコムウェアは2月9日、指紋センサーと指紋管理サーバを組み合わせた企業向け指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kitプラス」に個人情報保護対策ツール「PRAS with e-UBF」を無償でセットし、15日より販売を開始すると発表した。標準価格は1セット75万6000円。
e-UBFは、指表面の凹凸断面を数値化して高速認証する「周波数解析方式」を採用した企業向け指紋認証ソリューションだ。
今回、無償でセット販売されるPRAS with e-UBFは、ヒューコムが開発する個人情報保護対策ツールで、企業が保有する個人情報の情報資産価値を算定する「情報価値算定」機能や、企業が保有する個人情報が適切なフェーズを経ているかを診断する「ライフサイクル診断」機能、個人情報の取扱状況や対策状況から発生しうるリスクを予測する「組織的対策診断」機能、発見されたリスクに対する適切な対応に関するアドバイスを受けることができる「アドバイザリ要求」機能を備える。
NTTコムウェアは、e-UBF Small Office Kitプラスに、PRAS with e-UBFと、ヒューコムが発行する「個人情報保護法リファレンスガイド」を組み合わせて提供することで、e-UBF Small Office Kitプラスを導入した場合、どれだけのリスクが回避できたかを運用者自身が必要に応じて自己診断、分析し、対策の検討をできるという。さらに導入後、診断結果をもとにした運用アドバイスを提供し、e-UBF Small Office Kitプラスの運用を徹底できるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス