三洋電機は1月31日、3か年の構造改革「SANYO EVOLUTION PROJECT」、およびスリム化の加速施策「プログラムアルファ」の進捗状況についての発表の中で、有機EL事業からの撤退と、エスケイ・ディスプレイの解散を表明した。
三洋電機は、1999年より米コダックと共同で有機EL事業の開発と事業の立ち上げに取り組んできた。しかし今回の中期経営計画に基づく事業の選択と集中の結果、「自社の強みを生かしたコア事業への集中を推進するため」として、有機EL事業からの撤退を決定した。また、有機ELディスプレイの製造および販売のためにコダックと立ち上げた合弁会社エスケイ・ディスプレイの解散を決定した。なお、コダックは今後もライセンシングの取り扱いや、設計・生産を含む有機EL事業の活動を続けるとしている。
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