jig.jpは1月25日、携帯電話向けに映像をストリーミング配信するためのツールを販売開始する。コンテンツホルダーはファイルの長さやサイズの制限なしに映像を配信することが可能となる。
コンテンツはjig.jpが開発した独自フォーマットに変換され、同社の専用アプリケーションをインストールした携帯電話で再生が可能となる。これまでは「jigムービー」という名称で、jig.jpがコンテンツを1時間あたり10万円でエンコードしていたが、新たにエンコーダーの販売を開始した。価格は19万8000円(税別)となっている。画像の大きさは最大240×180ドットで、フレームレートは秒間1〜15まで設定可能だ。
「シムソンズ」の配信イメージ |
携帯電話にインストールする再生プレイヤーは、jig.jpのサイトから無償でダウンロード可能だ。新たに可変ビットレートを採用しており、再生プレイヤーが電波状況の悪化を判断して、電波状況が悪い場合にはデータ量の少ない映像に切り替えることで映像を途切れさせずに再生できるという。
jig.jpでは、映像プロデュース会社のアットムービー・ジャパンおよび携帯コンテンツの企画・開発・運営を手がけるシンクウェアの協力を受け、2月18日より公開される予定の映画「シムソンズ」の試写会を携帯電話上で2月5日に開催する。同社によれば携帯電話上での試写会は日本初の試みといい、未公開の映画を携帯電話に配信する取り組みは世界初という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス