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BlogやSNSの閲覧・更新にも便利!──ウィルコム「W-ZERO3」

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ウィルコム
WS007SH
内容:予想外の人気ぶりに品薄状態が続いている「W-ZERO3」ことWS003SH。マイクロソフトのWindows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載し、無線LANとPHSの両方を搭載する注目のWILLCOM SIM STYLEの新端末だ。今回はちょっと視点を変えて、この日本初のキーボード付きスマートフォンをレビューしてみたい。

待ちに待ったQWERTY配列のキーボード付きスマートフォン

  • スタイラスなしでも、「爪タップ」で十分番号ボタンは押せる。やはり通話品質もケータイにくらべてやはり高品質。通話先が固定電話やPHSなら、ケータイよりも「近くで話している」ような感覚になる

 国内のPDA市場は、時期によって幅はあるものの、もともとそれほど大きな市場ではない。最近ではPocket PCも法人向けやネットでの通信販売に限定されることが多くなり、店頭で見かけることも少なくなっていた。PDAと同列で扱われることが多かったスマートフォンも、FOMAの「M1000」やVodafone「702NKII」といった端末が登場しているが、やはりビジネス利用や一部のコアなユーザーだけが活用するという状況が続いていた。

 しかし、今回のW-ZERO3がここまで人気を集めたのは、なぜか日本では発売されてこなかった、QWERTY配列のキーボード付きスマートフォンであるという点であるという点がやはり大きいのではないだろうか。Windowsパソコンとスケジュールや連絡先がシンクロできたり、Microsoft Word、Excel、PowerPointなどのビジネス文章が読めたりという点ではM1000も702NKIIも対応しているが、両方ともキーボードは搭載されていなかった。

 W-ZERO3のこの異常な品薄状態は、2006年1月中旬には増産分が追いついて解消されると言われており、逆にそれ以降急速に注目度が下がるのではないかと言う人もいる。が、私は案外その後も普及するのではないかと思う。Blogger&SNSユーザーの御用達端末として、コアなPDAユーザー以外にもアピールできる可能性があるからだ。

 ただ、実勢価格39,800円という安さと小ささにひかれて、「小さなパソコン」として使いたいだけなら決しておすすめしない。数年前のWindows CEやPocket PCから見ればもちろん進化してはいるが、Windows Mobile 5.0はまだまだOSとしてはWindows XPほど気軽に使えるOSではない。自分なりに快適に使えるよう設定するには、手動での設定項目も多く、それなりにパソコンの知識が必要で制限も多い。便利なオンラインソフトが英語版だけということも多々あるので、それでもひるまないで使える人、わからないことが出てきたときに調べることが苦にならない人でないと、かなりストレスがたまるだろう。

 パソコンのスキルとしては、ケータイやWindows XPと比べるとそこそこ知識も必要で設定に手間もかかるので、「猫も杓子も」といったはやり方はしないだろうが、ウィルコムの定額プランの充実ぶりを考えても、急激に人気がなくなるということも考えづらい。幸い、ネット上には便利なオンラインソフトが数多く公開されているので、ある程度カスタマイズは必須と考えて利用しよう。

  • ビジネス用途に十分なWord、Excel、PowerPoint、Acrobatのドキュメントの閲覧が可能。WordとExcelは新規作成や編集も行える

  • 標準の「予定表」も月、週、日で切り替えできるが、オンラインソフトにも項目表示できるものなど多様に揃っているので使い比べがおすすめ

  • 内蔵のカメラの性能はそれほど高くない。画素数は約133万画素だが、接写やオートフォーカスの機能はなく、被写体から1.2m以上離れないとピントがあわない。最新のケータイから見るとやや見劣りするが、3.7インチの高精細ASV液晶(VGA、640×480ドット)はビューアとしては優秀

  • 無線LANをONにすると、自動的に利用できるネットワークを検出するようになる

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