NEC、自律移動支援プロジェクト向け情報ステーション「iBox」を開発

エースラッシュ2005年12月13日 18時46分

 NECは12月13日、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所と連携して、屋外設置が可能な情報ステーション「iBox」を開発したと発表した。

 iBoxは、国土交通省が推進する「自律移動支援プロジェクト」の実証実験向けに開発されたもので、街角などに設置して通行者に地域情報を提供する。東京都で実施中の「東京ユビキタス計画・上野まちナビ実験」で利用されているほか、2006年1月には青森県のユビキタス実験でも利用が予定されている。

 メインコントローラ部分はT-Engineをベースに開発している。無線LAN経由のブロードバンドネットワークと、赤外線および微弱無線を利用したucodeタグの検知装置、RFIDリーダ/ライター、人感センサ、15インチLCDによる動画案内や音声対話機能などを搭載しており、これらを利用環境や目的により組み合わせて利用できる。

街角に設置して、通行人に地域情報を提供する「iBox」

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