ルクセンブルグに本社を置くスカイプは12月1日(現地時間)、VoIPソフトウェア「Skype」の新バージョンである2.0のベータ版をリリースした。ビデオチャットに対応した点が最大の特徴だ。また、Six Apartと提携し、同社のブログホスティングサービスであるTypePadを利用しているユーザーは自分に電話をかけられる機能をブログ上に表示できるようになった。
ビデオチャット機能の「Skype Video」は映像をフルスクリーンサイズに拡大することも可能だ。相手だけでなく、自分の映像も見られる。Skype CEOのNikas Zennstrom氏は11月に開かれたカンファレンス「Skype Day in Japan」で、この機能を披露していた(関連記事)。
このほかの機能としては、自分のアバターやムード(気分)、いる場所の時刻をプレゼンス情報に表示できるようになった。呼び出し音の設定も可能だ。また、コンタクトリストをグループ分けして、グループ全員に電話をかけるといった機能にも対応した。
Skype 2.0からはTypePadを使ったブログ上にSkypeのプレゼンス情報を表示できるようになった。TypePadユーザーは、自分がオンライン状態かどうかをブログに表示できる。さらにブログ上からそのユーザーにSkypeを使って電話をかけられる機能も盛り込まれた。
2.0のベータ版はSkypeのサイト(英語版)からダウンロードできる。日本語にも対応している。
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