Windows Liveはなぜ生まれ、そしてどこへ行くのか - (page 2)

インタビュー:永井美智子(編集部)
文:田口和裕
2005年11月22日 08時00分

--すべてのサービスがWindows Liveになるということでしょうか。

 そうではありません。Windows Liveと呼ぶためには原則があります。それはユーザーが自分で選択しコントロールできる余地があるということです。  リサーチによると、インターネットオプティマイザーの多くは時間的に余裕がないので、自分でプログラムすることなしに、多くのニュースやブログ記事の中から自分の興味を引くと思われる記事が自動的にチョイスされるサービスが欲しいと考えています。

 RSSによるニュース記事見出しのクリップはそれを実現しますし、検索エンジンの検索結果を保存できる機能も役に立つと思います。

 我々はそういったニーズを実現するためにたくさんのソフトを開発していきますし、サードパーティーにもWindows Liveの原則に従って開発をしてもらおうと考えています。

--MSNは今後Windows Liveに吸収されていくのでしょうか。

 そのようなことはありません。今後もMSN.comは開発を続けていきます。MSNは実績のあるパッケージです。ブランド力もありますし、ユーザー数やリーチも多いです。もちろん広告主からも好評です。

 ユーザーにとってもMSNとWindows Liveが共存することは選択の幅を広げるという意味で支持されると思っています。月曜はMSN、火曜はWindows Liveというユーザーニーズにも応えられるよう、これからも両方の開発をすすめていきます。

--Windows Liveのビジネスモデルを教えてください。

 ビジネスモデルは2つ用意していますが、当初は広告モデルが大部分を占める見通しです。ですからサービス自体はほとんどが無料になる予定です。ただし今後課金モデルも併用することを考えていますので、有料サブスクリプションサービスも用意される可能性があります。

--広告主はMSNとWindows Live、どちらに出稿するか迷うのではないでしょうか。

 そんなことはありません。広告主にとって重要なことはリーチです。Windows Liveがオープンしたことで、選択肢が増え、媒体としての価値はさらに高まってきていると思います。

 また、日本では来年度に始まるadCenterでリスティング広告を提供する予定です。このサービスを使うとユーザーのPassportやクッキーの情報をもとに、「18〜24歳の男性」といった具体的なターゲットに対して確実にリーチする広告を出すことができます。また広告スペースをビッド形式で入札できるようにもなります。

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Windows Liveの画面。Microsoft Gadgetsからパックマンなどのゲームを取ってきて載せることも可能だ

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