Microsoftは先週、オンラインサービス「Windows Live」を立ち上げた。だが同社は、自社の他製品と連係するこうした「Live」サービスをさらに拡充していくという、大規模な計画を確実に進めている。米国時間7日には、同社最高経営責任者(CEO)のSteve BallmerがCNET News.comに対し、Windows Serverオペレーティングシステム(OS)版Liveの開発を検討していると語った。
--Windows Liveと「Vista」の連携に関して、わたしたちの耳にまだ入っていない事項はありますか。
Liveはサービスなので、今後はコンスタントに新しい発表を耳にすることになるでしょう。サービスベースのビジネスとはそういうものですから。現在は、例えば、Liveで「Avalon」を利用することなどを考えています。
--それでは、LiveのコンセプトをWindows Serverに適用することもあり得ますか。
Windows Server向けのLiveサービスということですか。
ええ、そうしたサービスが登場することは、想像に難くないと思います。Windows Liveがあり、「Office Live」があり、さらに「Xbox Live」があるのですから、次に何がLiveと連携しどういったものになるのか、答えは明白です。もちろん、実現までには多くの作業をこなす必要がありますが。
Microsoftが実現した、アイデンティティおよび「Active Directory」と「Passport」の連係は、Windows ServerにLive機能を適用したものと言ってよいでしょう。しかし、何よりも重要なのは、開発者が、みずからのサーバで稼働させているアプリケーションと、Microsoftの(ネットワーク上の)クラウドベースサービスを連動させられるようになったことでしょう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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