これは氷山の一角か--EFF、ソニーのrootkit組み込みCD19枚を発表

Graeme Wearden (Special to CNET News.com)2005年11月11日 11時27分

 電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation:EFF)は米国時間9日、rootkitが組み込まれたソニーBMG製CD、19タイトルの名前を公表した。同社は、CDのコピー防止手段として、rootkitを採用している。

 このソフトウェアを悪用すると、悪質なプログラムをユーザーのPC内に隠すことができてしまう。しかし、一旦インストールされてしまったrootkitを、PCにダメージを与えずにアンインストールすることは難しい。セキュリティ対策ベンダー各社は10日、rootkitを悪用する最初のマルウェアを発見したと警告を発している。

 ソニーがCDにrootkitを組み込んだことが明らかになって以来、この問題がセキュリティベンダーやユーザーの間で物議をかもしている。しかし、ソニーは同ソフトウェアが組み込まれたCDを明らかにしていない。

 EFFでは、以下のCDにrootkitが含まれていることを突き止めたという。

  • Trey Anastasio, Shine (Columbia)
  • Celine Dion, On ne Change Pas (Epic)
  • Neil Diamond, 12 Songs (Columbia)
  • Our Lady Peace, Healthy in Paranoid Times (Columbia)
  • Chris Botti, To Love Again (Columbia)
  • Van Zant, Get Right with the Man (Columbia)
  • Switchfoot, Nothing is Sound (Columbia)
  • The Coral, The Invisible Invasion (Columbia)
  • Acceptance, Phantoms (Columbia)
  • Susie Suh, Susie Suh (Epic)
  • Amerie, Touch (Columbia)
  • Life of Agony, Broken Valley (Epic)
  • Horace Silver Quintet, Silver's Blue (Epic Legacy)
  • Gerry Mulligan, Jeru (Columbia Legacy)
  • Dexter Gordon, Manhattan Symphonie (Columbia Legacy)
  • The Bad Plus, Suspicious Activity (Columbia)
  • The Dead 60s, The Dead 60s (Epic)
  • Dion, The Essential Dion (Columbia Legacy)
  • Natasha Bedingfield, Unwritten (Epic)

 EFFでは、上記以外のCDにもrootkitアプリケーションが含まれている可能性があるとしている。だがソニーは先週、ZDNet UKの取材に対し、同技術を搭載したCDは英国では発売されていないと述べていた。

 EFFの弁護士Jason Schultzは声明のなかで「エンターテインメント企業は、ファンが企業の知的財産権を尊重してくれていないと考えがちだ。その一方で、(エンターテインメント企業であるソニーが出した)この手のツールは、ユーザーの財産権を軽視するものである」と述べ、「ソニーの行為は矛盾しているうえ、ユーザーをセキュリティ上の脅威にさらしている」と付け加えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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