およそ1週間前に新しいブログ用ツールのベータテストを開始したばかりのYahooが、今度はオンライン写真共有サービス企業のFlickrを買収した。
Flickrは、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーに拠点を置く企業。同社が提供するサービスでは、例えば、コンピュータやカメラ付き携帯電話からデジタル写真をアップロードして、それらの写真を編集してフォトアルバムを作成し、さらに、それをブログに掲載することができる。
Yahooの広報担当のJoanna Stevensは米国時間20日、Flickrの買収の事実を認めたが、買収条件は明らかにしなかった。
Stevensは「数カ月以内に、Flickrと連携しながら、Yahooネットワークの至る所で同社の技術革新と製品開発を行えるのを楽しみにしている」と語った。
同氏によると、Flickrは当面、独立サイトとして存続するという。しかし、同社の従業員は今年中にYahooの本社があるカリフォルニア州サニーベールに配置転換される。
Yahooは先週初め、新サービス「Yahoo! 360°」を発表した。同サービスは、インスタントメッセージング、フォトストレージ/共有、インターネットラジオといった従来のサービスに、新たにブログ用ツールを組み合わせたものだ。また、同サービスでは、お勧めの飲食店やお気に入りの映画/音楽などの情報を共有できるツールも提供される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」