親しい人とはテレビ電話でも話したい--gooリサーチが調査結果発表

エースラッシュ2005年10月21日 22時35分

 NTTレゾナントと三菱総合研究所は10月21日、共同で提供するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」において「インターネットや固定・携帯電話等の利用法についてのアンケート」の調査結果を発表した。

 今回の調査は「gooリサーチ」の登録モニターおよびgooユーザーを対象としたもので、有効回答者数は2万5520人となっている。

 まず、インターネット接続回線環境の利用動向や利用意向について「すでにブロードバンド環境を利用している」と回答したのは82.2%。内訳はトップの「ADSL」が60.5%、「FTTH」が21.2%、「CATVインターネット」が13.0%と続き、ブロードバンド環境の利用率は全体の8割以上におよぶ。また、ダイヤルアップやISDN接続からの変更ではなく「インターネット利用当初からADSLやFTTHなどのブロードバンド環境を利用していた」という回答が30.2%を占めるなど、ブロードバンド環境が定着したことを印象付ける結果となった。

 また、家庭向けの固定型テレビ電話について「利用したい」と答えたのは74.1%で、内訳は「家族や友人など親しい人とは利用したい」が55.4%と、利用を希望したユーザーの半数を上回った。主な通信相手の所在地は「同一市区町村内」が21.6%、「隣接する市区町村」が13.9%、「それ以外の同一県」が12.2%となっており、同一県内に住む身近な人との利用が多いようだ。

 一方、遠隔監視カメラの導入については、「街頭・商店街・スポーツ施設」への導入について70.4%が肯定的な意見となっており、病院や託児所などの「サービス委託先」では63.6%、「観光地」では63.2%と、公共性の高い場所には導入を希望する意見が多いが、その反面、「家庭・留守宅」への導入に肯定的な意見は49.6%、「オフィス周辺」に至っては肯定的な意見が23.8%と、プライバシーの観点で不安を持っていることがうかがえる結果となった。

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