Warner Music GroupとMTV Networksが共同で、Warnerが所有するコレクションから短編のミュージックビデオを製作し、携帯電話などのモバイル機器向けに配信する事業に乗り出す。
米国時間26日に発表された両社のライセンス契約に基づき、MTVはWarnerのグローバルカタログを利用して、短編の音楽映像の製作/配信を行なう。各レコード会社の新人アーティストから、ヒップホップアーティストのSean PaulやオルタナティブロックグループのGreen Dayといった有名アーティストまで、幅広いアーティストの映像が製作される。
各無線事業者は、会員制か、映像を配信するごとに課金する方法で、顧客にオンデマンド(注文に応じた)形式でミュージックビデオを提供する。映像は、MTV、MTV2、MTV Espanol、VH1といったMTVブランド全般の配信/ダウンロードフォーマットを通じて提供される。MTV NetworksはViacom Internationalの一部門である。
MTV Networksの最高経営責任者(CEO)、Judy McGrathは「(今回の契約は)われわれのモバイルビデオ戦略の発展において大きな前進であり、来年にかけて、人々をより興奮させるような計画をこの分野で策定できるのを楽しみにしている」と語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス