Appleは、多くのドライバーが車内でiPodを楽しめるような特許を取得した。
「電子デバイスホルダ」と題する米特許番号「20050147951」の特許説明書は、「デジタル音楽プレイヤーを含むさまざまなデバイス」を収納でき、一般的な自動車のカップホルダに装着可能な装置について説明している。
Appleは特許説明書のなかで、足元で邪魔になるようなケーブルが付いた特殊な取付け装置だと、車にiPodを搭載するのは面倒になると述べている。
Appleは特許説明書の概要のなかで「発明の具体例の1つは、接続ケーブルの巻き付け装置がついていることだ。装置の底面に取り付け可能なスリーブを適応させることで、装着装置を大きさや形状が異なるカップホルダに適合できる」と述べている。
現在、AppleはBMW、Mercedes-Benzに加え、Audi、Volkswagen、ホンダ、Acuraのような自動車メーカーのカスタムキットを推奨している。同社はまた、アルパイン、クラリオン、パイオニア、ケンウッドのようなステレオ付属品メーカーの接続装置もサポートしている。しかし、標準のカップホルダに装着できるiPod対応ドッキングステーションによって、ユーザーが車でiPodを使用する機会が増えることになる。
このアイディアを思いついたのはサンフランシスコのMatthew Rohrbachだ。特許弁理士事務所のBeyer Weaver & Thomasは、iPodのデザインのような特許問題を繰り返さないために、この装置に関するAppleの特許をしっかりと管理することになっている。
米国特許商標庁(USPTO)ウェブサイトで見ることができるはずだった装着装置の9枚のスケッチはまだ提示されていない。2枚のスケッチは見たところでは、形状や大きさの異なるカップホルダに装着装置を適合する際に使用する「適合スリーブ」を示しているようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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