マイクロソフト、MSN メッセンジャー 7.5をリリース--音声メモ機能など追加

藤本京子(編集部)2005年08月24日 21時47分

 マイクロソフトは8月24日、インスタントメッセージ(IM)ソフトの最新版となる「MSN メッセンジャー 7.5」を公開した。MSNのサイトよりダウンロードが可能だ。

 最新版は、Windows XPのみに対応している。主な変更点は、ユーザーインターフェースや音声メモ機能などだ。

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新しくなったログイン画面

 まず、ログイン画面のユーザーインターフェースが変更されたほか、会話ウィンドウの背景でアニメーションが表示できる「ダイナミック背景」が追加された。

 また、音声メモ機能も加わった。これは、15秒の音声メモを録音し、メッセージのかわりに音声ファイルをIMで送信できるものだ。音声メモの受信者側では、テキストメッセージを受信した場合と同じく、受け取った瞬間に音声メモが再生される。また、エコーキャンセル機能が大幅に改良されたことなどにより、音声チャットの品質も向上した。

 セキュリティオプションとしては、会話ウィンドウ内のURLリンクを非表示とすることもできる。これにより、メッセンジャーで送られてくるリンク先のウイルス感染を防ぐことができる。

 なお、PC内にグーグルのデスクトップ検索(日本語版、中国語版、または韓国語版)をインストールしている場合、MSNメッセンジャー 7.5でメッセージが受け取れない場合があるという。マイクロソフトによると、グーグルのデスクトップ検索を最新版にバージョンアップすれば、この問題は解決するとしている。

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背景に動きが付いた「ダイナミック背景」が加わった。上の画面では、左にある時計が動く。ちなみに、時間も正確だ

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