日本通信は、第3世代携帯電話(3G)の回線を使ったPC向けのデータ定額制サービスを始める。安全性を保持しながら、社外の端末から企業のイントラネットに接続できるサービス「Secure PB」と組み合わせ、法人向けに提供する。
3Gの回線を使い、PCに接続してインターネットを利用する場合でもデータ通信料が定額となるのは国内初となる。現在携帯電話事業者が提供しているデータ定額制は、iモードやEZweb、ボーダフォンライブ!を介したウェブサイトの閲覧やメールの送受信のみが対象となっていた。
同社はボーダフォンの回線を利用してサービスを提供する。通信速度は下り最大384kbps。PHSを使ったデータ定額制サービスはウィルコムが提供しているが、通信速度が最大256kbpsとなっており、これよりも高速となる。利用料金は契約によって異なるが、大口契約の場合1回線あたり月額1万円程度になるとみられる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス