Yahooは米国時間19日、第2四半期決算を発表した。好調な広告に支えられて利益が増加したが、売上高がアナリストの予想を下回ったことから、株価も時間外取引で値を下げた。
Yahooは6月30日決算の同四半期に、トラフィック獲得費用を除いて1株51セントとなる7億5470万ドルの純利益を計上した。5億6300万ドルの投資売却損を引くと、同社は1株あたり13セントの利益を計上したことになる。この数字は、アナリストの予想と一致し、前年同期の利益より5セント高い。
同期の売上高は12億5000万ドルで、1年前の8億3230万ドルから51%増加した。マーケティングパートナーに支払った報酬を除いた場合の売上は、8億7510万ドルになる。Thomson Financialが集計したアナリストの予想売上高は8億8270万ドルだった。
同社は4月の第1四半期決算発表時に、第2四半期の売上高を8億5500万〜8億5900万ドルと予想していた。 Yahoo株は、この決算発表に先立ち3%高の37ドル73セントで取引を終えた。だが、時間外取引では10%以上値下がりし、1株あたり33ドル86セントを付けた。
Yahooは今後の見通しについて、トラフィック獲得費用を除く第3四半期の売上高が8億8000万〜9億3000万ドルに、そして通年の売上高が36億〜37億ドルになるとしている。
Yahooの売上の大部分は広告によるもので、これにはブランド広告、スポンサー付き検索、リッチメディアなどが含まれる。
Nielsen/NetRatingsによると、Yahooはこの6月に米国で9910万人のユニークビジターを集めて、オンラインブランドのランキングにトップになり、また同社が運営するMail、News、Local、Finance、Photos、ポータルなど9つのサービスとウェブサイトも、各カテゴリーでトップに立っているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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