Microsoftが、Tablet PC OSに見つかった不具合を修正するパッチを公開した。これを適用すれば、同OSを搭載する一部のノートPCでパフォーマンスが徐々に低下するという問題が修正される。
Microsoftは米国時間5日、メモリリークと呼ばれるこの問題を防ぐためのパッチを自社のウェブサイトで公開した。この問題は、電子ペン入力用のプログラムに関連するもので、このプログラムを長時間動かしたままにすると、プログラムが徐々にノートPCのメモリを消費し、最終的にはシステムの再起動を余儀なくされる。
Microsoftはメモリリークの問題を2月に認め、早期に解決する意向を明らかにしていた。
同社はこの問題に対処する「緊急パッチ」を用意したが、このパッチはテストが十分に行われていないとし、この問題の影響が深刻な場合に限ってパッチを適用するべきだとしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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