ボーダフォンは6月30日、東京証券取引所および大阪証券取引所の上場廃止が決定したと発表した。上場廃止日は8月1日となる。
これは同社の株式を持つ少数特定者の持株比率が、上場基準を上回る90%超となったため。現在は親会社のVodafone International Holdings B.V.が発行済株式総数の90.6%にあたる491万6367.06株を保有している。
ボーダフォンはもともと日本テレコムホールディングスという社名で上場していたが、固定通信事業の日本テレコムをリップルウッドに売却したことに伴い、社名をボーダフォンホールディングス(ボーダフォンHD)に変更した。その後、ボーダフォンHDは事業会社のボーダフォンと合併し、社名をボーダフォンとしている。
東証および大証における上場廃止決定に伴い、同社は7月1日から1カ月間整理ポストに割り当てられた後、上場廃止となる。7月29日までは整理ポストへの割り当て期間となり、証券取引所を通じた売買が可能となっている。
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