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CJICレポート2:グーグルの進化を追う--Google Earthには来場者から歓声が - (page 2)

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日本初披露の「Google Earth」に大歓声

 カマンガー氏は最後に、コンシューマー向け製品の1つとして「Google Earth」を取り上げた。同サービスは、6月29日にベータ版が公開されたが、日本で一般向けに披露されたのは同イベントが初となり、そのデモンストレーションには大きな歓声があがった。

 Google Earthは、同社が2004年11月に買収した米Keyholeの技術を元に開発したサービスで、人工衛星からの写真や航空写真を用いて3Dの地図表示を行う。

 起動すると、まずは宇宙から見た地球の様子が写し出されるが、特定の場所を指定すると画面上の地球が回転し、徐々にズームされて指定した場所の上空写真を表示する。この間の動きは、途切れのない動画で表示される。

 実はここまでは、Keyholeの既存サービスで既に実現している。Googleは、これを元にいくつかの改良を加えている。

 例えばニューヨーク市にズームインするデモでは、上空写真を表示した後、斜めから見た3D表示に切り替わり、個々のビルの高さを比べることができた。また、ルート検索機能も備わっており、空撮カメラでルートを追うようなナビゲーション映像が表示される。

Google Earthの起動画面(上)。左下は、指定された場所がズームされる様子で、右下はニューヨークのビルが3D表示されている様子

 すでにベータ版の提供が始まったGoogle Earthは、現在Windowsマシンのみに対応しており、ほとんどの機能は現在無料で提供されている。当面は米国向けのサービスとして展開する予定だが、米国外の地図も充実させて行く予定で、ベータ版では日本の首都圏の地図も表示可能となっていた。

 この他のコンシューマー向けサービスとしては、パーソナライズ機能やローカル検索などが紹介された。

 5月から試験的に提供しているパーソナライズ機能では、検索画面上でGoogle NewsのヘッドラインやGmailの受信メールなどが表示できるようになる。表示したいコンポーネントをドラッグ&ド

「世界中のあらゆる情報を、どこからでも便利に活用できるようにしたい」とカマンガー氏
ロップするだけでパーソナライズされた画面が表示可能だ。ローカル検索機能は、特定地域の情報を検索する機能で、ブラウザから利用する地図サービス「Google Maps」と連動している。そのGoogle Mapsは、地図をドラッグ操作で動かすことや衛星写真に切り替えることができるサービスだ。

 ちなみにGoogle Mapsでは、この講演当日から突然日本の衛星写真なども閲覧可能となったが、この件についての発表やコメントはなかった。

 三部構成の講演だったが、来場者の関心は最後に披露されたGoogle Earthに集中した。カマンガー氏は、「何をやるにしてもGoogleが目指すのは、世界中のあらゆる情報を、どこからでも便利に活用できるようにすることだ」と述べ、講演を締めくくった。

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