グリーは6月29日、同社が運営する招待制ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」の携帯電話版となる「GREEモバイル」(アルファ版)を開始した。NTTドコモ、au、ボーダフォン(Vodafone 3G端末は現時点で未検証)の携帯電話で利用可能だ。
GREEモバイルでは、携帯電話からGREEのプロフィールやフォトアルバムが閲覧できるほか、メールの送受信、友達検索、日記の記入、日記へのコメント、参加コミュニティへの書き込みなどが可能だ。日記やフォトアルバムへの写真投稿は、近日対応予定となっている。現時点で携帯電話から直接GREEの会員登録はできないが、同社 取締役副社長の山岸広太郎氏は「将来的には携帯端末から登録し、モバイル環境のみでGREEを利用できるようにしたい」としている。
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GREEモバイルを利用するには、まずPC上のGREEにログインしてからGREEモバイル登録ページにアクセスする。そこで携帯電話のメールアドレスを入力すると、GREEモバイルへのログインURLが送られてくる。ログインの際、端末情報をGREEに登録すれば、次回からはログインのステップを省略できる。
GREEを携帯電話に対応させることで同社は、モバイルをメインとするユーザーの取り込みやアクティブユーザーの増加、またページビューおよびユーザー数そのものの増大をめざす。現在GREEの登録者は18万3725人となっているが、GREEモバイルの想定利用者数について山岸氏は「1カ月以内に数万人単位の利用を見込む」としている。
なお、国内最大のSNSサービスとなる「mixi」では、2004年9月16日より携帯電話版の「mixiモバイル」を開始している。当時のmixiのユーザー数は10万人強だったが、2005年4月に同サービスはユーザー数50万人を突破している。
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