logo

オープンソースの仮想化ソフト「Xen」、マルチプロセッサ対応へ - (page 2)

Stephen Shankland(CNET News.com)2005年06月24日 11時53分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 市場リーダーのVMwareは全面的な仮想化を行うが、それに対してXenは、準仮想化と呼ばれるアプローチを採用している。このアプローチはパフォーマンスの向上につながるとの点で、Prattとアナリストの意見は一致しているが、現在これを活用するためにはOSの修正が必要になる。Linuxベンダー大手のRed HatとNovellは、これを試験的にサポートするオープンソースOS製品のテストバージョンをリリースしている。

 Xenは準仮想化のアプローチを採るため、VMwareがマルチプロセッササーバのサポートに関して直面しているような制約に煩わされずに済む。

 「われわれがテストできるなかで最高の8ウェイシステムでは、素晴らしい結果が出ている。また、Xenを一部の32ウェイシステムで利用している例も知っている」(Pratt)

 Xenの次期バージョンでは、マルチプロセッサのサポート以外にも、新たな機能が追加される。同バージョンは、IntelのVirtualization Technologyや64ビット機能拡張もサポートすることになるが、前者はXenのOS互換性改善につながるとされるもので、後者はIntelのXeonおよびAMDのOpteronといった新しいx86プロセッサでメモリ空間を拡大するものだ。

 Prattによると、バージョン3はその後のアップデートで、さらに機能強化が図られる計画があるという。その1つは「共有バッファキャッシュ」というものだが、これは独立したパーティションがプロセッサの高速キャッシュメモリを共有できるようにし、データアクセスを高速化するものだ。

 AMDでは「Pacifica」(開発コード名)という技術で、Intelの仮想化技術に対抗しようとしている。Prattは、PacificaのXenサポートについて「対応中」だとしている。

 同氏によると、Xenは1つのバージョンで、VTとPacificaの両方をサポートできるようになる可能性が高いという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]