Reutersが伝えたところによると、Googleがオンラインの支払いシステムを開発していることを、同社CEOのEric Schmidtが米国時間21日に認めたという。ただし、同氏はこのシステムについて、eBayのPayPalと直接競合するものではないとしている。
ここ数日、Googleが人気の高いPayPalに対抗するようなシステムの開発に取り組んでいるとの複数の報道があり、それをめぐってさまざまな憶測が飛び交っていた。
Schmidtは、Googleが提供しようとしているサービスについて、PayPalのような「個人対個人の支払いシステム」ではないと説明したが、しかしGoogleのシステムがどういった点で異なるかについては詳細を明らかにしなかった。
「われわれが取り組んでいる支払いサービスは、Googleの既存のオンライン製品や広告プログラムから自然に発展したものだ。われわれのサービスは現在、数百万もの消費者と広告主とを結び付けている」とSchmidtは述べたとReutersは報じている。
Reutersによると、Googleはこのサービスの開始時期について明らかにしなかったという。
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