数週間前から、Internet Explorerの次のバージョン(IE 7)にタブブラウザ機能を搭載すると約束してきたマイクロソフトが、この待望の機能をMSNツールバー経由でIE 6でも使えるようにした。
同社が米国時間8日に公開したこの「MSN Search Toolbar」によって、IE 6は複数のウェブページを1つのウインドウ内で開けるようになった。これらのページは上端にあるタブをクリックして選べるようになっている。
この機能は、IEと競合するOperaやSafari、Firefox、そしてIE上で動く各種ブラウザシェルではしばらく前から実現されていたもので、登場から時間の経過したIE 6に欠けている機能として、多くのウェブユーザーが指摘していたものの1つだった。
IEには、すでに3年以上にわたって大幅な機能のアップグレードがなされていなかった。Microsoftは先月、これから登場するIE 7でタブブラウザ機能を提供するとの噂が本当であることを認めていた。
この新しいツールバーに関して、マイクロソフトからのコメントは得られていない。
なお、このニュースはBetaNewsが最初に報じた。
Microsoftは昨年11月に、このツールバーのアドオンを使う形で、IE 6の機能をアップグレードする可能性を口にしていたが、しかし具体的な計画については何も明らかにしなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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