NTTデータ、1万1835人分の社員情報を保存したUSBメモリを社員が紛失

永井美智子(編集部)2005年05月24日 20時02分
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 NTTデータは5月24日、同社社員がUSBメモリをなくしたことで、1万1835人分の社員情報を紛失したと発表した。USBメモリにはロックや暗号化が施されていなかった。なお、これまでのところ情報の不正流用などは確認できていないという。

 このUSBメモリは、社員が業務上使用していた社員情報を保存していたもの。かばんに入れたまま5月16日に紛失したという。5月17日に警察に届け出ており、同社で事実関係の調査を行っていた。紛失した情報は社員情報のみで、顧客情報などの機密情報は入っていないとしている。

 紛失した情報はNTTデータに2005年4月1日時点で所属している社員1万1835人の氏名、氏名コード、性別、生年月日、年齢、採用年月日、任用年月、在職状況、等級、在級年数、勤務ビル名、所属、役職、出向・復帰予定・復帰の各年月日、出向先会社名、転籍入年月日、転籍前会社名、社内管理用コード番号。なお、住所、家族構成、電話番号、メールアドレスなどの情報や、給与口座やクレジットカードなどの金融機関情報、人事評価に関する情報などは含まれていない。

 今後は再発防止に向け、(1)情報漏洩を防止するソフトウェアソリューションの導入、(2)個人情報の社外持ち出し禁止の徹底、(3)暗号化やアクセス制限機能のないUSBメモリの使用禁止、(4)社内およびグループ会社の人事担当者に対する意識付けの徹底、(5)教育内容の見直し、(6)定期的な自主検査および相互検査の実施を行うとしている。

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