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次世代ゲーム機の登場に不安を募らせる開発者たち - (page 2)

John Borland (CNET News.com)2005年05月13日 16時05分
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 新しいプロジェクトもたくさんスタートしている。しかし、成功しているタイトルのほとんどは、元から知名度の高かったものばかりだ。4月半ばに最もよく売れたゲーム10タイトルのうち8つは連作もので、うちいくつかはシリーズの第4弾または第5弾目にあたる作品だとNPD Groupは述べる。

 「ゲームの歴史を振り返ると、この業界は新しいスタイルの創造により成長してきた」とゲームコンサルタントで独立系のゲーム開発者でもあるGreg Costikyanは語る。「革新的なゲームが1つ現れると、その新しいゲームスタイルを中心とするジャンルが生まれる。このような革新がなければ、ゲーム業界はいずれ停滞するのではないかと心配だ」(Costikyan)

 一方、Microsoft Xboxの開発者は全く違う見方をしている。

 同社Xbox部門を率いるJ. Allardによると、ゲーム開発者たちは次期Xboxについて発表前から詳細な情報提供を求めてきたという。

 もっとも、Microsoftも開発者の意見にも耳を傾けてきたと、同氏は付け加えた。Microsoftは開発作業の効率化を図る目的で、標準化されたツールを複数公開してきた。またオープンソースのツールやゲームエンジンのおかげで、独立系開発者の作業負荷は軽減されている。

 リサーチ会社IDCのゲームアナリストSchelley Olhavaも「開発ツールが増えたおかげで、開発者は細かいことに煩わされることなく、よりクリエイティブな作業に時間をかけられる」と語った。

 Allardはまた、次期Xboxには「マーケットプレイス」という機能があり、開発者はゲームの予告情報やデモ、タトゥーシール作成用の素材など、さまざまなコンテンツをここで販売できると説明する。Allardは、これにより開発者やゲーム制作会社は収入を増やすことができるし、ゲーム制作会社は、テレビのパイロット番組のように、新しいアイデアを低コストで試すことができると述べる。

 このアイデアをAllardはアメリカのテレビドラマシリーズ「Clerk」の監督であるKevin Smithの成功になぞらえた。無名だったSmithはクレジットカードで費用を払いながら映画を制作し、ヒットを飛ばした。当時、映画会社の予算は通常1億ドルを超えていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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