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Longhornの登場でノートPCはどう変わるのか - (page 2)

Ina Fried(CNET News.com)2005年04月28日 10時41分
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携帯電話の影響

 さらにもう1つ、Longhornには実際に携帯電話から発想を得た機能がある。折りたたみ式の携帯電話は、何年も前から外側に2番目の小型スクリーンを搭載していた。そうすることで、時計や発信者番号といった基本的な情報は電話機を開かなくても見ることができた。Microsoftは、それと同じ機能をノートPCでも実現すべくIntelと共同開発を進めている。

 Longhornでは、このようなデバイスも新たにサポートされるが、ただしそのアプローチはあまりエレガントとはいえない。PCの電源を落とした状態を続けていると、サブディスプレイ上のカレンダーや電子メールの情報が古くなるおそれもあり、一方音楽再生機能などを利用中の場合はノートPCの電源が完全にオンの状態になる。将来的には技術的な詰めを行い、コンピュータの必要な部品に通電するだけで情報を常に最新に保てるようにしたいと、Mitchellは考えている。同社はまた、いずれはノートPCからそばにある腕時計や携帯電話にも表示を行えるようにしたいと考えている。

 Microsoftは、応答性の点についても、家電製品と同じような「瞬時に使える」ものを実現するという目標にわずかながら近づきつつある。Windows XPでは、ユーザーが電源ボタンを押すとシャットダウンの状態に近い「ハイバネート」状態となり、すべての情報がハードディスクに保存されるようになっている。これに対し、Longhornのデフォルト設定では電源ボタンを押すと「サスペンド」状態になり、情報がメモリに保存されようになる。この方が電力消費量はやや多いものの、再び立ち上げる際の時間が短縮できる。

 IDCアナリストのRoger Kayによると、PC関連業界全体で消費電力削減に向けた取り組みが始まっており、特にチップメーカーのIntelやAMDなどはこうした取り組みに力を入れているという。

 一方、Mitchellの長期戦略はノートPCの小型化実現に重点を置いており、理想的には携帯電話とあまり変わらない大きさのものを実現しようとしている。

 Microsoftは今週、このようなコンピュータのコンセプトを披露した。同社は小型画面、カメラ、携帯電話用モデムを搭載し、1日中使えるバッテリ駆動時間を実現する500〜800ドルのミニタブレットPCの登場に期待しているという。しかし、Microsoftは今のところ、このようなデバイスのモックアップしか用意しておらず、それが実現するのは数年先になることも認めている。

 だが、そこまで長く待たなくても小型ノートPCはいくつか出てくるかもしれない。Mitchellは、8インチのスクリーンを搭載する小型のタブレットPCがもうすぐ登場する見通しだと語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

 

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