Wi-Fiネットワークの盗聴を防止するシート登場--英政府がお墨付き

Dan Ilett(ZDNet UK)2005年04月27日 13時12分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 無線接続技術を悪用して情報を盗み出そうとする英国のハッカーが、新たな障害が直面することになるかもしれない。

 英国政府は、Wi-Fiネットワークを使ったデータ送信やその他の無線信号が窓から漏れるのを防ぐ透明なフィルムにお墨付きを与えた。

 「SpyGuard」というこのフィルムを窓に貼れば、離れた場所にいる盗聴者が、赤外線やWi-Fi信号を使って室内に侵入し、情報を盗んだり、プライベートなネットワークにアクセスすることを防止できる。

 また、SpyGuardフィルムに使われているものと同じ金属を含む塗料を部屋の壁に塗れば、Wi-Fi信号が「漏れる」のを防ぐことも可能だ。さらに、このフィルムを使って、窓に反射したモニター画面のわずかな光のちらつきを手がかりに、ハッカーが情報を盗むことも防止できると、英国での販売元であるGlassLock UKは主張している。

 「SpyGuardは、米国家安全保障局が開発したものだ」とGlassLock UK のJohn Hall(マネージングディレクター)は述べている。「英国内での入手は、当社経由に限定されている」(Hall)

 この製品は、英国政府通信本部の情報保証機関であるCommunications-Electronics Security Group(CESG)の支持を得ている。ただしCESGでは、これを買う人物に目を光らせている。

 「販売については許可が必要になる」とHallは述べる。「購買者が誰かをMI5(英国保安部)に報告する必要がある。ただし、テロリストでもない限り、問題にはならない」(Hall)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加