ヤフーは4月20日、2004年度の連結決算を発表した。広告事業の売上高が過去最高を記録したほか、オークションやショッピングなどのビジネスサービス事業などが好調で、売上高が1000億円の大台を突破した。
売上高は前年比55.4%増の1177億7900万円、営業利益は同46.0%増の601億8700万円、経常利益は同46.0%増の602億9500万円、純利益は同47.1%増の365億2100万円となった。
広告事業はトップページの広告やスポンサーサイトが好調で、売上高が前年比74.8%増の389億円で過去最高となった。ビジネスサービス事業はYahoo!ショッピングの店舗数が前年に比べて103.1%増加して3298店舗になったこと、Yahoo!ポイントを利用した販売促進策を導入して利用拡大を図ったことなどから、売上高が前年比74.4%増の236億円となった。
また、2004年10月20日には1日あたりのアクセス数が10億ページビューを突破したとしている。
ヤフーは、2004年度第4四半期の業績についても明らかにした。売上高は前年同期比58.7%増の358億4100万円、経常利益は同39.2%増の174億8500万円で、ともに見通しを上回る結果となっている。
第4四半期の業績が好調だった理由については、リスティング事業部の広告売上やビジネスサービス売上、セブンアンドワイの売上が順調に推移しているためと説明している。同四半期の広告売上は前年同期比75.4%増の124億8500万円で過去最高を更新した。
2005年度第1四半期の業績見通しは売上高が366億円〜392億円、経常利益が156億5000万円〜172億5000万円、純利益は89億万円〜100億円としている。
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